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便秘や下痢が長引く方は要注意

下痢や便秘が続く方は、腸内バランスが崩れているということです。下痢や便秘が長期間続く場合は、要注意な病気がその裏に潜んでいる可能性があります。

多くのケースではストレスや食生活の影響で起こる症状(過敏性腸症候群)で、生活習慣の見直しやお薬の治療で改善します。
しかし、時に炎症(潰瘍性大腸炎やクローン病)、腫瘍(甲状腺疾患や糖尿病)、内分泌の病気(甲状腺疾患や糖尿病)、寄生虫などの病気が原因のことがあり、積極的な治療が必要になります。いつもと違う症状が続く場合は早期にご相談ください。

当クリニックでは、大腸カメラ(大腸内視鏡検査も実施しております。
大腸ポリープ、大腸がんをはじめとするさまざまな大腸の異常を初期のうちに発見できますので、40歳以上の方、大腸の病気にかかったご親族をお持ちの方は、定期的な大腸カメラ検査をお勧めします。

岡山市北区・JR北長瀬駅前の内科・消化器内科「きたながせ内科クリニック」で、
痛くない・苦しくない内視鏡検査で検査を受けて下さい。

腸に良い食事、「低FODMAP食」をご存じですか?

体に良いといわれているものを食べているのに、お腹の不調が改善しない……             そんなときは「低FODMAP(フォドマップ)食」を試してみてはいかがでしょうか?

FODMAPは小腸では吸収されにくい発酵性の物質の頭文字をとったもので、中にはオリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールが含まれます。それらを含む代表的な食品を紹介します。

オリゴ糖:レンズ豆、 ヒヨコ豆、小麦、玉ねぎ、納豆、キムチ
二糖類 :果物、はちみつ
単糖類 :牛乳、ヨーグルト
ポリオール:マッシュルーム、キシリトール(人工甘味料)

これらの食品は過度に取り過ぎると腸が過敏になったり、腹部の膨満感や痛み、下痢、便秘などを引き起こすことがあります。また、吸収されずに長く腸内に留まって発酵し、多量のガスを発生させる原因にもなります。

今まで「腸活」と言うように腸にいいと考えられてきた食べ物が過剰摂取で逆効果になることがあるのです。
過敏性腸症候群の方やお腹の不調が多い方は一度FODMAP食の制限を実践してみましょう。

気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

ストレスと胃の病気

日中はまだ暑いですが朝晩は涼しくなり体調管理に注意したい時期になりました。           

この時期、ストレスによる過敏性腸症候群、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに注意が必要です。
過敏性腸症候群とは、ストレスなどで下痢や便秘、腹痛、お腹の張りなどの症状がみられる病気です。対処法としては、暴飲暴食や喫煙、多量のアルコール摂取を控えて規則正しい生活を送るように心掛け、ストレス原因をできるだけ取り除きます。それでも改善しない場合は、消化器内科での治療が必要となります。

ストレスは胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因にもなります。ストレスは胃酸の分泌量を増やし、粘膜の修復を弱らせるため潰瘍の原因となり、イカ墨のような黒い便が出る、赤黒い大量な下血がある、真っ赤な血やイカ墨のような黒いものを多量に吐いた、などが挙げられます。これらは胃や十二指腸潰瘍からの出血を疑わせる症状で、早急に胃カメラや薬剤で治療しなければなりません。

下痢や便秘、腹痛がよく起こる時や、胃腸の出血が疑われる変化に気づいたら一度診察を受けましょう。

おなかの不調、そのままにしていませんか?

お腹の症状が気になる方は、何気ない症状でもお気軽にご相談下さい。解決策を一緒に考えさせていただきます。

喉のつかえた感じ、胃の不快やお腹の張り、便秘や下痢が続くなどのちょっとした不調を感じている方も多いのではないでしょうか?

ちょっとした不調のため、どこに相談していいのかわからない方も多いのではないかと日々の診療の中で実感します。

当院では負担の少ない順番に検査と治療を行い、必要があれば胃や大腸の内視鏡検査を行っています。内視鏡検査は適度な量の鎮静剤を使用して行いますので、多くの方から「思った以上に楽だった」と喜んでもらっています。

検査の結果、原因がわかることで、日々の不安から解放され症状が改善することも多くあります。

症状に応じてお薬の服用はなるべく短期間にしてもらい、「生活習慣」や「食事習慣」の見直しを通して健康的な生活を維持できるように解決策をご提案しております。

安心して検査や治療を受けていただけるよう、日々勉強や情報収集に努めております。お気軽にご相談いただければと思います。